看護師採用の決め手は自己PR!?

自己実現ばかりの自己PRにならないよう気をつける

看護師としての自己実現ばかりにならないようにする

看護師としての自己実現ばかりにならないようにする

看護師の採用面接で好印象となる応答は他の業種とは少し傾向が異なります。採用面接において自己PRをする際に看護師だからこそ知っておくべきことがあります。それが自己実現だけではなくしっかりと貢献についても述べるということです。自己実現ばかりの自己PRにならないように気をつけておきたいことを紹介します。

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2つのアピールを理解する

職場によって求める人材が異なりますが、その中でも共通してアピールポイントになりやすいものがあります。それがスキルや能力など仕事で実際に役立てられるものと、努力家であることや真面目に仕事をこなせるといった性格面に関するものです。
そしてこれらのアピールについて、今後も成長させていきたいというアピール方法と転職先で活かしていきたいというアピール方法があります。前者が自己実現のアピールにあたり、後者が貢献にあたるアピールです。自己PRではこの2つの自己実現と貢献のアピールのバランスが大切になります。

どちらに重きを置くべきか

看護師の仕事は売り上げや顧客数といった目に見えるもので評価される仕事ではありません。そのため数字で評価が見えやすい営業などの仕事とは違い、面接や履歴書などでの伝え方は「こんな看護をしたいと考えています。」になることが多いです。「これまでの新人教育の経験から新人看護師の離職率を0にすることが可能です。」といったアピールは難しいですし、これを証明するための実績を明示することも難しいです。
つまりこういった看護をしたいといった「自己実現」がとても伝えやすく、転職先での貢献について目に見える数値などで示せない「貢献」は伝えることが難しいという性質を持っていると言えます。この性質から考えて、自己実現と貢献のアピールのバランスは貢献よりも自己実現の方に重きを置いて考えましょう。しかし貢献のアピールがなければアンバランスですので、貢献も必ずアピールしましょう。

年齢と転職先による例外

貢献よりも自己実現のアピールに重きを置くことが基本ですが、年齢と転職先による例外があることを最後に紹介しておきます。
年齢が30代後半から40代の中堅看護師と言える看護師の転職では、自己実現よりも貢献に重きを置く方が良いです。理由として中堅クラスの看護師を採用したいと考えている場合、即戦力としてリーダーシップを発揮してくれる人材を求めているケースが多いためです。つまり職場に対してどれくらい貢献してくれる人材かどうかを問われているので、どれだけの貢献ができるのかをアピールする方が採用に効果的と言えます。
転職先の例外として、病院以外が職場となる企業看護師や医療器メーカーなどへの転職も同様に貢献に重きを置きましょう。看護師ではなく会社員となるということと、看護師特有のスキルをどう会社に貢献してくれるのかを期待されていることから、採用側は自己実現よりも採用してどれだけ貢献してくれるのかを知りたいと考えています。そのため自己実現よりも貢献のアピールが採用に効果的となります。

看護師の転職で大切な自己PR

当サイトは看護師の自己PRに関する相談に何度も乗ってきた管理人が、転職を考える看護師に向けた適切で効果的な自己PRのアドバイスを掲載しています。ご質問やご相談はこちらで受け付けております。